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順調に立藤の会の準備を進めていた都の元に、母親が病気で倒れたという知らせが入ってくる。
都は母親と確執があり、それでも会いたくないと言うので、代わりにお見舞いに行く晶子。
都の母親は、都が話していたような残酷な人ではなく、むしろ優しい人で、都との確執も誤解からだとわかる。
だがその誤解は、決して都に知られてはいけない事情があり、晶子はそれを隠しながら都と母親の仲を
取り持とうとするが、逆に煙たがられてしまう。

そうこうしているうちに母親の症状が悪化する。元々嫌いではなかった母親の危機に焦りを覚える都だが、
それでも強情を張って会いに行かない。
流石に我慢の限界を超えた晶子は、ついに誰も話すことのなかった都の悲しい過去を語り出す。